12月14日発行のSports Business Journalにて2015年アメリカ各メジャースポーツのソーシャルメディアのフォロワー数のまとめがありました。
NBA
Facebook: 27.6M
Twitter: 18.1M
Instagram: 10.9M
NFL
Facebook: 12.6M
Twitter: 14.4M
Instagram: 4.7M
MLB
Facebook: 6.3M
Twitter: 5.3M
Instagram: 2.1M
NHL
Facebook: 3.9M
Twitter: 4.3M
Instagram: 1.7M
MLS
Facebook: 1.9M
Twitter: 1.5M
Instagram: 459K
数字が示す通り、NBAがチャンピオンです。
なぜアメリカのスポーツにとってソーシャルメディアは重要なのか。もちろん広告としての機能が考えられます。グッズやチケットの最新の販売状況を「すでに」ファンになっている人に伝えることができます。「すでに」と書きましたが、マーケティングでは新規の顧客を獲得するには既存の顧客を獲得するよりも何倍(たしか4倍)もの労力が必要になるとのことです。
ロイヤルカスタマーはたくさんのお金を自分の好きなチームのために惜しみなく使ってくれます。ソーシャルメディアの活用は何も、シーズン中のみに限りません。私たちのチームのこと忘れないでね、という意味もこめてシーズンオフにも情報は発信されます。
MLBの例でいうと、Washington Nationalsはプレーオフに進出することなく10月の上旬にシーズンを終えてしまいましたが、World Seriesが終了してリーグのMVPが発表されるとBryce HarperおめでとうとメッセージがFacebook上で踊りました。Instagramでも同様なこと投稿がありました。
https://www.instagram.com/nationals/
さて日本のプロスポーツチームはどうか。たしかにTwitterをうまくつかっているチームもあるようです。FacebookやInstagramでかっこいい投稿をもう少し増やしてもいいのかなという気がします。日本語のみならず、ほかの言語も混ぜれば(たとえば外国人選手の使用する言語で母国のファン等にリーチ)ファンベースは格段に増加する気がします。