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9/05/2015

Week 1 Fall Semester

3週間程度の夏休みを終え、Fall Semesterが始まりました。

今週は変則スケジュールで木曜日のみ授業がありました。正確には、水曜日も授業があったのですが、来週の月曜日がLabor Dayなので、月曜日の授業が水曜日に振り返られていたため、私にとって木曜日がFall semester初めての授業となりました。

今週授業があったのは、The Business of Sports Media。他のクラスと同様2人の先生によって進められます。

このクラスは昨年の秋から始まった新しいクラスのようで、授業に最適なテキストはないので、教科書の購入はありません。しかし、Harvardのケーススタディーを購入したりというのはあるようです。

当時のAssociate Deanとの話のなかでSports Industry Management ProgramのなかでMediaに特化した授業がないよねということで始まったこのクラスは、MediaがSportsの世界で果たしている役割がとんでもないからです。というのも数字を見てください。CBSテレビはNFLとの放映契約で2.7億ドルの契約をしているのです。これは単年契約で、翌年度は金額の見直しが起こりえます。

このクラスは選択科目の位置づけで、18人中私を含めて4人が留学生です。韓国、コロンビア、ギリシャといった感じです。アメリカ人だけのクラスだと本当にアメリカに絞ったトピックになりがちですが、これだけ留学生がいるとアメリカを飛び出したトピックも満載になりそうな期待があります。韓国は冬季オリンピック、日本は夏季オリンピックもありますから、放映権の話とかでは話が膨らみそうです。

オリンピックといえば、昨日の授業でオリンピックを定義してみよというのがクラス内でありました。
International competition for multi sports for only 18 days

18日間でやるというのは知りませんでした。たしかFIFA World Cupも30日かそこらの期限があったかと思います。

7月の末に東京でオリンピックをするのはアスリートにとっても観戦者にとっても危険という声が日本で上がっています。現在行われている、テニスのUSオープンでも危険する選手が後を絶ちません。NYは31度くらいだそうです。日本からすると31度なんてたいしたことないから、日本でやるオリンピックはなおさら危ないじゃないかという声も上がるかもしれません。でもアメリカで30度を超えると、日差しは日本より強いです。湿度は日本ほど高くなく、ずっと日に当たっていると、気が萎えます。日本とは少し質が異なる気候です。日本は湿度が高いので、疲労がたまる感じでしょうか。10月とか涼しい季節に夏季オリンピックをやればいいじゃないかという声も上がるでしょうが、スポーツの年間スケジュールを変えるのは難しいでしょう。10月ではアメリカでもうNFLのシーズンが始まっています。FIFA World Cupのカタール大会の開催時期を11月、12月に移動できたのはFIFAにアメリカ色が強く反映されていないからでしょうか。もっとも招致活動で汚職にまみれていたカタールで本当にWorld Cupが行われるか現時点では不透明ですが。


9/04/2015

Fall Semester

しばらく更新が滞っていましたが、昨日よりFall semesterが始まりました。

  1. 火曜日- 5:20pm-7:50pm Sports Marketing; 8:00pm-10:30pm Sports Communication & Public Communication
  2. 水曜日- 8:00pm-10:30pm Sports Business & Finance
  3. 木曜日- 5:20pm-7:50pm The Business of Sports Media
の4科目で12単位取得を目指してやっていきます。12月の中旬までこのスケジュールで動くので、Summer Semesterよりも長期戦です。

第1週は変則スケジュールで木曜日の授業しかありませんでした。少し昨日の授業について別の投稿で触れたいと思います。

7/15/2015

Week 9 Summer Semester後半戦

Summer semesterもいよいよ残り4週間となりました。夏休みまでもう少しです。

クラスによっては、最終試験はみんながテスト用紙に向かってテストを受けるスタイルではなく、グループプレゼンテーションだったりします。

そのグループも先生が決めるのではなく、クラスメートとランダムに決めるものだったり。

各人のスキルレベルは全く異なるので(なかには学部を終えたばかりの人も)、パワーポイントの出来にも大きな差がでます。そのような弱みは他のグループメンバーが補完できれば全く問題ないのですが、できない人が変に強く出て「できる」感じを出そうとする人がいても、雰囲気が悪くなってしまいます。

パワーポイントについてですが、私がコンサルティング出身だからか、資料を精緻に作ろうとする癖がついている一方、こちらのアメリカ人は、プレゼン中に発言する内容を結構暗記して、スライドに表示されているワード以上のことをペラペラしゃべります。それはそれですごいなと感心するのですが、マネはできません。また、仕事でもプレゼン中に資料に書いていないことを言おうとすると、聞き手がついてこられなくこともあるので(個人的には)資料の作り方としてダメです。

今日の授業はオリンピック等の遺産についてです。アテネ五輪、ソチ五輪など、巨大イベントを実施した後の施設の利用についてです。事前に配布された資料を見る限りひどいです。施設の有効利用がされておらず、汚い、使われない箱ものだけが残るケースが多いようです。特にひどいのが北京五輪、そしてつい最近あったブラジルワールドカップのサッカー場。

ブラジルにいたっては、一部の競技場は建設のミスで安全基準を満たせずに取り壊し、その他でもバスの駐車場になっているとか。いったい何のために作ったのか。IOCやFIFAは保証してくれませんから、イベントを実施する国、都市がスタジアムのライフサイクルと維持費を考慮に入れて、建設しなければ話になりません。IOCやFIFAは都市の魅力を世界に伝えられるとか、儲かるとかわけのわからないことを並べて、招致レースを展開させますから。

2020年の東京オリンピックは大丈夫でしょうか。国立競技場の膨大な建設費が話題にあがります。建設コストの話も大事ですが、採算性は?

都心に巨大ゴミを作るのだけはやめてほしいです。行政にファイナンスの知識を持った人がちゃんといるんですかね。声だしてくれているんですかね。素人が初期費用が大きいと叫んでいるだけなら、北京五輪とかの二の舞になってもおかしくないです。

今日の授業でヒントを得てきたいと思います。