5/31/2007

Tokyo Summer Career Forum 07 続編

努力してresumeを更新した甲斐あってなのか、応募先企業から面接のステップに進みますとのメールがありました。ただ、僕の予想に反して、面接はCareer Forumの会場ではなく、応募先企業のオフィスで6月の第3週に行いたいそうです。僕の行きたい監査法人への応募はUSCPAの試験結果が判明する7月の上旬まで先送りにしているところで、第二志望群の企業との面接が早めに行われるのは状況をより混沌とさせるもので心中複雑です。

もちろん、次の面接がうまくいくなどという保証はどこにもありません。ただ、USCPAに2科目合格するだけでも面接に進めるだけの力を発揮するとはいえそうです。

企業の方はCareer Forumでは時間枠が限られているから一時帰国して参加する人を優先し、日本にいる僕なんかはオフィスまで来なさいということなのでしょう。前にCareer Forumに参加する「つもりです」と書きましたが、そのとおりになりそうですね。会場に足を運ぶ必要がなくなりそうです。

第二志望群だからといって、面接ではやはり手を抜けません。厳しく質問攻めに会う可能性もあります。僕の知らない分野なので、2週間以内で予備知識を最低限つけて面接に望みます。

5/28/2007

Resume提出

日本語履歴書、職務経歴書、英文履歴書、Cover letterの提出が終わりました。予定よりも1日遅れましたが、提出のスピードは特に次のステップに移るための障害とはならないでしょう。むしろ、学生時代に書いたエッセイを提出しなかったことが何らかの悪い影響となるおそれがあります。その減点を提出した書類でカバーできていれば何か連絡があるはずです。さらに面接まで行ければ可能性はぐっと高まります。次のステップに進めませんという連絡ももちろんありえます。

これは僕自身による、僕自身のための、(USCPA受験者のための)大きな実験になると思います。というのは、USCPA合格というステータスが採用の現場でどう好影響を与えるのかは非常に意味のあることだと思うからです。もちろん各人のこれまでの経験や経歴によって採用が左右されることもあると思いますが、一般的にどのようにUSCPAが採用現場で受け止められるのかは、これから受験を考える人にとって何らかの指標となると思うんです。アメリカでは威力を発揮するそうです。僕はまだ2科目合格の身ですが。

5/26/2007

Resume

今週末を使って英文履歴書の作成をしなければと思っています。

書き方や強調の仕方にも工夫が必要で、アメリカにいた頃は授業料を払って地元のCommunity Collegeで履歴書の書き方講座を受講しました。計2回の授業で(人気がないせいか)教室の学生は僕ともう一人の女性だけでした。少人数のため、先生は各個人のResumeを見てくれました。僕の隣にいた女性はたしか東南アジア系のひとで、アメリカ人と結婚してアメリカに住んでいるといった話を聞いた記憶があります。彼女は地元の他のCommunity CollegeでMBAを取得したものの、少しの間実務を離れていてアメリカで仕事を得るのに苦労していました。最初の障害がResumeです。銀行でのCareerを目指していたけれども、これまでの経歴をうまくResume上で表現できずにInterviewのプロセスに進めなかったのと聞いた記憶があります。お互いにResumeを交換して改善点を提案しあった記憶がかすかにあります。あとバスがなかなか来なくて歩いたことも。

以前書いたResumeを更新しなければと思いながら昔のことをふと思い出しました。あまり焦らずに、明日の夜までに言葉を吟味した最新版07のResume完成を目指します。週末の早く提出してもたぶん見てくれないような気がします。それよりも時間をかけて使用する動詞をかっこよくします。あと、のちのち使いまわしのききそうなResumeを目指します。本命じゃないから気合が入らないといっても、使いまわすことを考えたら手はぬけません。

5/25/2007

Tokyo Summer Career Forum 07

本命が参加する予定は今のところないものの、Disco International主催のTokyo Summer Career Forum 2007に参加するつもりです。7月の初旬の開催まで1ヶ月ほどあるものの、すでに110社以上の内外の企業が参加を表明。どこの企業も必要な人材を求めて動き出しています。

僕は今日までに2社にエントリーしました。オンラインで学歴やこれまでの経歴、いくつかの質問に応えてエントリーが済みます。企業名は明かせませんが、すでに1社からemailで反応がありました。「次のステップへ移っていただきます。日本語と英語の履歴書、学生時代に書いたエッセイを2部送って下さい。」というのが次の課題です。履歴書を送るのはOKだけれども、エッセイなんて昔のものないですよ。無理、無理。なければないでいいみたいですけどね。それでも応募者がどんな文章を書くのか見てみたいという企業の要求はとても合理的だと思います。どんな難易度の質問に、どの程度のレベルの文章を書いて答えているかは注目に値するかもしれません。

僕は、「参加するつもり」というのはこれまでに応募した2社のどちらかから面接のアポをとれなければわざわざ行くつもりはないという意味です。たぶん今回のCareer Forumで他の企業に応募することはないと思います。USCPAの合格発表まで待って本命に応募するときが本当の勝負の時です。

5/24/2007

みすず監査法人の行く末

5月上旬には気に留めるニュースではなかったので気が付きませんでした。これです。
みすず監査法人の職員の配分が決まりました。

新日本監査法人へ1060人
監査法人トーマツへ400人
あずさ監査法人へ280人
京都監査法人へ180人(もともとは中央青山監査法人の京都事務所。独立路線へ。)
太陽ASG監査法人へ 60人
あらた監査法人へ60人
その他へ360人

2月下旬に職員が他の監査法人に移動することを発表して以来、およそ2ヶ月半で調整がつきました。被監査会社が監査人の継続を求めて、監査チームがまるごと移動した監査法人を指名するようなことになったのでしょうか?大企業が監査を受ける場合、監査人が一気に変わったら大変ですもんね。監査報告書では監査法人の名前が変わるだけで、サインする人は同じということでしょうか。

話は変わりますが、みすず監査法人は「実質」解散といわれています。これは、確かに大多数の職員が外に流出しますが、解体に向かう監査法人はPaperworkとかで10年ほど存続するとかいう話を聞いたことがあります。

カネボウ事件の処分を受けて、その後再生に向かうみすず監査法人の理念に共感して2006年の後半に入所した人もたくさんいるはずです。一年も経たずして自分のコントロールの及ばないところで他に移らなければならないなんてひどい話です。

5/23/2007

成田国際空港

航空会社の職員による英語アナウンスが少しひどいなぁと感じることがよくあります。なかには素晴らしい発音の英語アナウンスをする日本人職員もいます。たぶん、そういう人は英語圏への留学経験があるのでしょう。ただ早口なだけで相手に伝えることを意図していないように思えるようなアナウンスも多々あります。ひどいアナウンスのせいで、大事なアナウンスを聞き取れなかったという人は過去にいなかったのでしょうか。

Security Checkの前に各航空会社の発券カウンターがありますが、そこに大きなディスプレーがありました。企業によるコマーシャル、NHKのニュース、世界の天気などいろいろなものを放送していました。僕が気になったのは★★首相による「美しいくに、日本へようこそ」みたいな趣旨の英語による放送です。正直なところひどい発音とリズムと感じました。どの部分も一定のリズムで話そうとするから抑揚がない。彼は英語のネイティブスピーカーによる英語のリズムに注意を払って、それをまねようとしたことはあるんでしょうか。美しいくに日本では美しくない英語がまかり通っています。カタカナ英語が日本を出て通用すると思ったら大きな間違い。New York Yankeesの入団会見で井川が英語のスピーチを試みましたが、New Yorkの人たちは苦笑い。地元ニュースでもその入団会見が放送されていて、井川の英語がいじられていました。英語のスピーチに挑戦しようとしたことは素晴らしいけど、井川はちょっと恥をかいたみたい。そうならないように学校英語を変えないと。でも、まずは首相から英語を変えましょうよ。官邸と広告代理店による首相の英語スピーチに自己満足ではすまされない問題ですよ。ほんとうに。

5/22/2007

ResortQuest at The Executive Centre Hotel

このホテルは昨年の夏受験したときに利用したホテルです。HonoluluのDowntownに位置し、Honolulu Int’l Airportからも近いです。Ocean viewかMountain viewで料金がことなりますが、Mountain viewの一泊の料金がおよそ135ドルでPrometric Test Centerと同じBishop Streetに位置しています。Test Centerまで歩いて5分かからないほどで移動に余計な神経を使わなくていいのが楽です。135ドルとちょっと高めですが、ホテルの最上階でComplementary Breakfastがついてきて、冷たいオレンジジュースがおいしかったのが印象に残っています。部屋にはソファーがあり、かなり広かったですよ。PCを持ち込めば部屋で高速インターネットも無料で使えました。

Ohanaとは大違いです。受験するだけならこのホテルはお勧めです。Waikikiの喧騒を避けられるのも利点です。

5/21/2007

Ohana Maile Sky Court

今回Hawaiiで泊まったホテルです。いろいろなWebsiteで安いホテルを調べていくうちに今回は日本円で支払う方が有利になるという結論に至りました。僕の選んだOhana Maile Sky Courtの一泊の値段は10,900円です。Waikikiの西側にあるOhana Maile Sky CourtはもともとOutriggerブランドから派生したホテルのようで、ホテル内にある表示などはOhanaブランドに変更されておらず、Outriggerのままでした。

ひょっとするとこのホテルがいままで使用した最低のホテルだったかもしれません。理由はいくつかあります。僕の部屋の隣にある部屋の扉がものすごく近くにあり、扉が閉まるたびに「バタン」と大きな音がしたんです。まるで自分の部屋に特殊部隊が襲撃に来たみたいでドキッとしてしまいました。さらに、備え付けられているタオルはそれほど新しいものではありませんでした。コーヒーメーカーのふたが壊れてました。終いには最終日に机の上においてあったランプの傘がばさっと落ちました。もともと壊れてたみたいで、傘は耐え切れず、自らを支えきれずに落ちたようです。古くて更新されていない設備で顧客からお金を吸い上げているようなホテルです。

ひょっとするとというのはウソで、間違いなく最低のホテルでした。ハワイは物価が高いので安いホテルをついつい選んでしまいました。間違ってました。唯一良かったのは、ホテルそのものが良いわけではないですが、バス停が近いということでした。前回のHonolulu受験では違うホテルを使ったんですが、間違いなくそっちのほうが良かったですね。次回はそのホテルのついて書きます。

5/20/2007

Thomson Reuters

USCPAの試験が行われるのはPrometric Test Centerですが、これは日本にもあります。僕はTOEFLを受験するために何度か東京都内にあるPrometricにいったことがあります。

Securityが高いTest CenterでUSCPAの試験を実施するとの方針から、今のところ日本でUSCPAの試験は行われていません。そこで日本人のUSCPA受験者はわざわざアメリカのPrometricに行かなければなりません。時差の少ないGuamでも受験ができますが、Guamの場合のみ1科目につき100ドルというSurchargeを支払わなければなりません。

ちょうど僕が受験するころ、カナダにある金融情報サービス大手のThomson Corporationが、Reuters Groupに経営統合を申し入れていました。Thomsonという名前を聞いてThomson Prometricと何か関係があるのかと思ってThomsonのWebsiteで調べてみたら、教育事業の一部にPrometricがありました。やっぱり同一のThomsonでした。Thomson Prometric Test Centerではアメリカの様々な試験をコンピューターで行っています。USCPA、TOEFL、GMAT、GREなど様々なアメリカの試験を実施しています。試験そのものを作るのは各担当機関(USCPAの試験であればAICPA、TOEFLであればETS。)ですが、アメリカの教育や職業資格の試験実施の中枢を担っているといっていいと思います。それをやっているのがカナダの会社なのですから、いかにアメリカとカナダの壁が低いかがわかります。

5/19/2007

USCPA受験記 その2

現地時間15日火曜日。

この日も2:00pmからBusiness Environment and Concept(BEC)。前回のスコアは73点で2点足りずにFail。Score Noticeによれば、前回の敗因はBusiness Structureの正解率が低かったから。その他の分野ではほぼ合格者と同じ程度の正解率でした。

前回受験したときは、BECが最もテキストや問題集と異なる出題になっているという感じでした。その理由は、BECという科目が新しい科目で、問題集を作る会社に過去問が豊富に蓄積されていないせいです。したがって、Editorが考えた問題が数多く記載され、それほどはずしてはいないのだけれども、本番とはやはり違う問題を練習してしまっているというのが実感です。しかし、準備はしないより、してから試験に臨んだほうがいいですね。チューニングをあわせて、試験に臨むと結果は違うと思います。

BECは2.5時間の試験で1testlet30問のtestletが3つ、計90問を解きます。すなわち、単純にいえば50分で1testletを解けばいいわけですから、あまり時間との勝負という感じではないです。でも途中でトイレ休憩を入れる余裕は僕にはないですね。トイレ休憩の時間も試験時間の2.5時間に含まれており、時間は経過していまうからです。それよりも限られた時間のためにこれまで準備をしてきたわけですから、それに全集中力をささげようとするほうがいいでしょう。どうしてもトイレに行きたい場合を除いて。

ITの問題がBECには結構でるんです。人によっては常識的問題なのかもしれないですが、僕にとってITはなかなか難しい問題です。知らない問題が多数でるからです。一部Internal Controlに絡んだ問題は頭を働かせれば解けそうな問題もありますが、専門用語などはちんぷんかんぷんです。僕の場合、Cost Accountingなどの計算問題で得点を稼ぐしかないです。

試験が終わった後の感想は、前回とあまり変わらない出来だなということです。合格できるか不合格かは非常に微妙なところでわかりません。これで4科目全てに合格していることを祈るだけです。

合格発表は前回発表のタイミングを考慮すると、7月の第一週または第二週ですかね。

5/18/2007

USCPA受験記 その1

昨日、受験州のHawaiiから帰国しました。

Hawaii受験は昨年の7月以来2回目でしたが、Test Centerの受付の男性は前回と同じ人でした。USCPAの試験が行われるHonoluluのダウンタウンにあるThomson Prometric Test Centerは割と大きなビルの7階に入っています。今回は2回目のHonoluluということで、会場は知っていたので下見はしませんでしたが、昨年初めてHonoluluで受験したときや、今年の2月Culver City(Los Angeles郊外。)で受験したときは必ず前日に会場の下見をしました。会場が結構わかりにくいところにあることがあるので、試験当日会場を探すのに無用な心配やエネルギーを使わないことは、普通の精神状態で試験に臨むのに重要です。

初日は2:00pmからRegulation(REG)。30分前に会場入りすることを知らず試験20分前に到着。次回からは必ず30分前以上に来るようにいわれました。前回Culver Cityで受験したときは何も言われなかったんですけどね。僕にとってREGは3回目の受験でした。初回受験で73点でFail、前回は71点でFail。落とせない今回のスコアはどうなるんでしょうか。実感としては勉強してきたところ以外からの出題が結構あるなぁという感じです。テキストや問題集の範囲を越えるところから出題されるとどうしようもないです。Reasonable Guessで問題を解くといっても、知っているか知らないかの問題が出ると選択肢からどれか一つ選ぶしかないです。でも、本当はそこが合否を決するところではなく、問題集でやってきた範囲のレベルを確実に正解するしかないんです。出題される2割はPretestで採点されないので、知らない問題の多くはひっとするとそのPretestなのかもしれません。僕の使っているBiskの問題集で過去たくさんの合格者がいるんですから、その範囲をカバーできれば必ず合格できるんです。

でも、試験後に合格の確信は持てませんでした。今回も合格ラインの75点の攻防だと思います。少し不安に思いながらも、気持ちを整理し、翌日の試験に向けて準備を始めました。

5/04/2007

USCPAの進む道 その2

前回はUSCPA合格者の有力な進路を4つ例示しました。今回は一般例ではなく、僕個人の話をしましょう。僕は今のところ①の大手監査法人の国際部で監査経験を積むことを第一に考えています。

いわゆるBIG4の会計事務所は世界140ヶ国以上に事務所を持ち、そのネットワークで蓄積されたKnowledgeは中小のコンサルティング会社とは比較になりません。各会計事務所は人材という面からも120,000人以上のプロフェッショナルを有し、Resourceでは申し分ありません。したがって、プロフェッショナルとしてのキャリアを構築していくのに最適な環境が整っている大手監査法人を第一に考えています。

また、USCPAとしてUSGAAPやIFRSに基づく監査経験を積むならば、日本国内のみならず、米国などの海外事務所で駐在することや短期派遣で海外にいく機会もあります。米国の事務所で経験を積むのはUSCPAとしての王道ですから、これから国内大手監査法人での採用が決まれば、そのチャンスを虎視眈々と狙いたいと思います。

試験まで約一週間。帰国する17日以降にまたブログ更新します。

USCPAの進む道 その1

USCPA試験合格者には様々な進むべき道が考えられます。試験合格までに積み重ねてきた経験にもよりますが、USCPAを活かしたキャリアの構築には以下のような選択肢が考えられます。

① BIG4会計事務所の国際部で監査経験を積む。
数年前までの国内大手監査法人でのUSCPA試験合格者のニーズはそれほどでもなかったようです。しかし、エンロン事件により2002年米国でSarbanes Oxley Act of 2002(いわゆる企業改革法=SO法)が制定され、その404条に基づく内部統制監査が義務づけられると、その余波が徐々に日本及んできました。特にカネボウ事件や西武鉄道の有価証券報告書の虚偽表示が起こると日本にも米国のSO法に相当するものをつくるべきだとの声が高まりました。そして実際に日本版SO法に基づく内部統制監査が2008年の3月期から義務づけられました。監査の負担が増え、慢性的なマンパワー不足に悩む国内大手監査法人はUSCPAに食指を伸ばし始めました。今まさにそのピークが来ているといっていいでしょう。日本の公認会計士試験合格者で人材不足を解消した一部の大手監査法人を除き、その兆候は明らかです。

②国内BIG4税理士法人で移転価格アドバイザリーに取り組む。
これについては詳しくないのですが、移転価格税務(Transfer Tax Pricing)ではUSCPA合格といったステータスを活かすよりも、ゼロからその専門分野でキャリアを構築していくといった感じだと思います。実際のところ大手税理士法人はUSCPA合格者の募集を行っています。英語が得意で海外事務所とのコミュニケーションをいとわず、問題解決に真摯に取り組むことができる人に向いていそうです。

③ コンサルティング会社で内部統制アドバイザリー業務に取り組む。
これは①の監査法人でもできない業務ではないのですが、SO法の404条等のリスクマネジメントに特化したコンサルティング会社でキャリアを構築することも考えられます。その分野に特化したコンサルティングを行っているため、米国のSO法対応の経験が会社内部に蓄積され、リソースを最大限に活用できるのが特長です。旧Arthur Andersenのリスクマネジメント部門のProtivitiなどがその代表格でしょう。

④外資系企業でAccountingやInternal Auditの経験を積む。
資格合格者というステータスを活かしてFinancial Controlや、USGAAP(Generally Accepted Accounting Principal)または国際財務報告基準に基づくReportingを外資系企業で担当することもキャリアの選択肢としてあると思います。ただ、注意すべきなのは経理経験がないと厳しいのではないかなというのが僕の思うところです。Internal Auditを志望するのであれば監査法人での監査経験が必須なのではないでしょうか。それらの経験がないと、ただ単にUSCPAに合格しただけではなかなか採用担当者は関心を示さないでしょう。

僕は上記4つに限らずUSCPA合格者には十人十色のキャリア構築があると思います。日本の公認会計士がカバーできない領域に特化して専門性を磨けば限りなく大きな可能性に挑戦できるのがUSCPAだと思います。