12/31/2008

衆議院議員選挙

ちまたでは選挙が近いといわれています。

次回の選挙の争点となってほしいテーマとして派遣労働者に関する労働環境の改善です。

今のままでは好況時には派遣労働者は企業に多数受け入れられ、今日のような不況時にはもっとも早く切り捨ての対象となります。

派遣労働者は派遣労働者としての地位に満足しているのでしょうか。多くは正規社員のような働き方を望んでいるのでしょう。一部を除いて。

昔、僕もUSCPA受験時代に派遣会社に登録して単発の仕事をいくつかやりました。周囲にも現在の仕事に就く前に派遣社員であった人もいます。当時は景気も今よりはだいぶよく、単発の仕事でもアルバイトよりは時給がよく、長期的な仕事を望んでいなかったので派遣登録も悪くはありませんでした。しかし、一生派遣会社にお世話になろうとは全く思っていませんでした。

派遣会社のほうも、受け入れ先の需要に応じて労働者を派遣し、受け入れ先は求人広告費をおそらく抑えられるから、派遣会社を使っていたのかもしれません。派遣労働者を使用した方が労務費を抑えられるといった計算から派遣社員は増える一方だったと思います。

派遣は悪か?一定期間ののち、正規労働者となれる派遣は雇用のミスマッチを解消する点からこれからも残すべきでしょう。

しかし、正規社員になることを望んでも中には期間の定めのない、正規社員になれない人もいるでしょう。景気悪化傾向になる前に、好況時に派遣会社は派遣社員のトレーニングを適切に行っていたでしょうか。目先の利益だけを追って、派遣社員のトレーニングを怠ってはいなかったでしょうか。これだけ派遣労働者が増えてしまったのだから、派遣会社にも社会的責任はあるはずです。労働者のスキルや教育の充実を通して、好況時よりも不況時にその真価が問われるはずです。

契約期間満了前に契約を切ることがあると契約書に書いてあるから受け入れ会社との間で、柔軟性をもって派遣社員を切ることが可能となってしまっているのでしょうか。そうなると景気悪化の影響を直に受けるのは派遣社員です。派遣会社は非難の対象とならないのでしょうか。

ニュースを見ていると、派遣社員の扱い方に残念な気がします。

次回の選挙では、派遣会社と派遣社員にスポットライトを当てるべきです。

12/30/2008

冬休みの過ごし方

冬休みです。

毎週ある土日と違って、何日も休みがあると、あれもやろうこれもやろうといった感じで、焦点がぼやけてしまいます。

部屋の掃除をやったり、家族との時間を大切にしたりとこのシーズンでしかできないことがあります。

USCPAの受験を控えている人ならば、まとまった時間に整理できていない分野の問題をクリアーにするいい機会です。他の分野の受験を来年に控えている人も同様にまとまった時間の過ごしかたはものすごく重要です。

すでにUSCPAになっている人であれば、CPEをやったりするのも大事ですね。僕もそうです。何単位かはこの休みになっておかねばと思っています。

同時に、少し頭と手を休めて、来年はどのように土日を過ごすべきかというのも考えるべきなのかもしれません。ある規則性をもった土日にするとメリハリがついていいのかもしれません。土曜日のこの時間は必ず勉強するとか。大学受験の時に週に一日は必ず休む日を入れるというのは確か僕はやっていた記憶があります。

計画通りにいかないかもしれませんが、弾力性を持った一年間の計画を作成するのも大事ですよね。目標に向かってがんばるのと、目標なしにその場しのぎで生活するのとでは違いが大きくでます。

今年立てた目標を達成できたかどうかを計るのも重要です。僕は一つ大きな目標を達成しました。License登録です。その他はどうか。疑問です。

達成できなかったことは来年への強いモチベーションになります。

12/22/2008

会計事務所の雇用情勢2

最近監査法人が大量に採用している動向について書きましたが、それについて追加することがあります。

僕が勤めているところとは別の大手の監査法人に勤めている人に話を聞きました。やはり、人が多すぎるそうです。シニアやマネージャーくらいの人が少なくて、スタッフがものすごく増えてしまったとのことです。人が溢れているのが現状のようです。

もう1人にも話を聞きました。僕が勤務する監査法人の人事担当者に話を伺いました。最近は採用を(極端に)抑えており、僕が今応募しても採用しないだろうと言われてしまいました。

ウソではなく、本音で言っているように感じました。実際に、応募してくる人も少ないようです。

監査経験のないスタッフレベルの人が入ってきても、1年目のスタッフとなるため、溢れているスタッフにさらにスタッフを追加するようなものですから。監査経験のあるシニアレベルの人なら採用を考えるのかもしれません。

大手監査法人の人員の増員。それは将来2年から3年後のIFRS業務の拡大をにらんでのことでしょうか。日本の会計士試験合格者数がこのペースである限り、大手の監査法人の人員が1万人を超えるのはそう遠くない将来の話です。

USCPA合格者はどうするのか。試験に合格しても監査法人で仕事ができないのでしょうか。将来はどうなるかわかりませんが、少なくとも今は非常に厳しいといっておくのが、本当のところです。

12/20/2008

CPE始動

AICPAのwebsiteで先日、教材を二つ購入しました。

1. International versus U.S. Accounting: What in the World is the Difference?

2. Are You Ready for IFRS? Moving Beyond the Basics.

どちらもIFRSがらみです。1.が10 CPE。2.が18CPEでボリューム満点の内容です。内容が気になる方はAICPAのwebsiteをご覧下さい。http://www.cpa2biz.com/

USCPA(License取得者)にはJCPAと違って、試験合格後に実務補修所に行くことがありません。日本の公認会計士試験合格者にとって、補修所に行くことは当たり前のことで、修了試験を受験するために必須です。厳しい試験を通過してさらに補修所でテストも受けなければならないというのは何段階にもわたって試練が設けられているような印象です。実際には授業中は寝ているなどといった有効性が気になる点も耳に入ってきますが。

しかし、USCPAにとっても、会計の専門家として専門知識とその周辺知識についてはしっかりと身に付けていこうとする姿勢が必要でしょう。試験合格後に何も知識のアップデートをしないというのは周辺から専門家としてのQuality面で疑問を投げかけられます。試験当時の知識では不十分なことは試験合格者にとって自明です。少なくとも、僕はそう感じています。試験では基礎的な理解しか試されていませんから。

実務では何が必要になるか。

それは各USCPAにとって異なると思います。今の状況ではVIEやFIN 48の勉強が欠かせないだとか。

僕はIFRSの勉強が不可欠だと感じました。興味が赴くままに今テキストを手にしました。

12/01/2008

会計事務所の雇用情勢

今年の監査法人巨大監査法人の雇用人数はどれくらいになるのでしょうか。

先月日本の公認会計士の合格発表があって、各監査法人も面接に動いたはずです。あくまで予想ですが、数百人規模で新規に採用することになるのでしょう。

海外の大手会計事務所はどうか。

香港の知り合いからの話だと、PwC以外ではスタッフレベルでレイオフが始まっているそうです。それを聞くと、日本の監査法人が数百人規模で人員確保に動いているのは不思議な気がします。

香港で解雇された人は日本に来れば採用されてしまうのではないでしょうか。実務にも長けていて、英語が自由自在に操れれば、全く問題ないでしょうに。ビザだけが障害なのでしょうか。あるいはビザが唯一で最大の障害なのでしょうか。

11/22/2008

USCPAへの道

これまで「USCPAへの道」というタイトルでブログを書いてきましたが、つい先日Washington State Board of AccountantcyにLicenseeとして登録された旨の連絡がメールで届きました。

「USCPAへの道」でこれからもやっていくのか。到達してしまったからタイトルを変更するか。あるいは真の「USCPAへの道」をここで紹介するか。USCPAとしてライセンスの保持のために努力する姿を紹介するか。

結論はこれです。タイトルは変えずに、これからも挑戦の姿をここで更新し続けます。ただ、資格の維持のみを書くのもつまらないので、MBAへの挑戦、簿記1級試験への挑戦、証券アナリスト試験の挑戦などネタ満載でお届けします。

11/17/2008

License

先日、Washington State Board of AccountancyのLicensee Searchに僕の名前を入れてみました。

そうしたら、Licenseeとして登録されていました。証明書が手元に届いていないため、実感がありませんが、年内取得の目標が達成できました。

年内取得ができたということは、CPEの期限との戦いです。2010年の6月までに120単位取得しなければなりません。年内に取得したことで11ヶ月か12ヶ月CPEの期限が早くなりました。

どのように120単位取得するのか考えてみると、Self Studyをベースにしていくしかないのかなと思います。

費用がかさみますが、よく考えて2009年は計画的にCPEをつみあげなければなりません。

11/09/2008

新たな試み

今日、都内某所で勉強会を実施しました。

以前パーティーで知り合った同業他社の人たちと集合しました。

テーマは「FIN46」。

FIN46といってもピンとこない人もいるかもしれません。

僕もこれについては専門家ではありません。でも、今日参加した人ははじめて会った人もいて、意見交換で新しい視点を手に入れられるかもしれないという思いで参加しました。

詳しい内容は、また今度。よく勉強してから書きます。

11/05/2008

Transfer of Credit

本日といっても、日付はもう昨日ですが、CPA Examination ServicesからGrade Report Summaryというものが10月27日付けで届きました。いつ受験したのか、受験した際に合格したのか不合格なのか、スコアは何点だったか全てが記載されています。

Transfer of Creditの依頼はPalin副大統領候補のAlaskaに送ったものでしたが、Alaska州はCPA試験については一括でTennesseeにあるCPA Examination Servicesに委託しているため、Alaskaから到着したものではありませんでした。

どこから来たかはいいとして、これでどのProcessにあるのかがわかりました。ひっとしたら全く、前進していないのではないかと思っていました。

AlaskaからWashintonにCreditは移行されました。次はWashingtonから連絡を待つのみです。

11/03/2008

資金調達

最近、MBAが気になってきました。MBA留学するには資金調達も考えなくてはならず、たくさんの留学生が留学先の学校でお金を借りているようです。まあ貯金も考えつつ、お金を借りるのも一つに手です。お金がなかなか貯まらないから留学時期をずるずる延ばすのも問題です。

僕にとってMBAはそんなに先の将来の目標でもない感じです。もちろん目先にある勉強というのも大事なのは感じてますけど。

TOEFLやGMATで得点を上げていくにはやはり単語力の充実が不可欠。

先日ここで紹介したiKnowを今日もやりました。僕にとってはGMATのコースはやはりレベルが高いです。

でもこれからが期待できます。とりあえずは来年にTOEFLを受験できるレベルにすることが目標です。

受験できるレベルというのは、そこそこの点数が取れるレベルです。スコア全体の80パーセントから90パーセントを目標に。

11/01/2008

繁忙期

今日は土曜日なのに繁忙期なので仕事です。

最近は監査チームの人数が増えたせいか、それほど長時間にわたって残業をすることもなく土日も長時間仕事をしなくてはならないという状況ではなくなりました。

人数が増えて割り振られる仕事の量が減ったのか、仕事が速くなったのか。

仕事が減ったんでしょうね。

あんまり働いてないのに、目が疲れました。

今日はもうパソコン閉じます。

10/19/2008

僕のはまっている学習

最近僕のはまっている英語学習は、iKnowを使った学習です。

無料で使えるwebsiteですが、コンテンツとしての物足りなさがないのがすごいところです。

TOEFLやTOEICなど目的別にコンテンツを選び、レベル別に学習項目が分かれているところも使いやすいです。

かつて、alcのTOEFLの勉強をしたことがありました。最近はもっぱらiKnowです。

英語の文章を声に出して反復練習をすれば、英語力向上につながると信じています。

iKnowを知らなかった人。これからTOEIC受験を考えている人などは挑戦してください。

10/18/2008

組織/チームでの役割

監査法人では、Junior Staff→Senior Staff→Manager→Senior Manager→Partnerといったように、能力や経験年数によって求められる役割が異なります。

Junior StaffからSenior Staffとなれば監査実務の現場では求められる役割も変化してきます。僕のようなJunior Staffにしてみれば、優秀なSenior Staffの下で働くことに大きなやりがいがあります。Junior Staffを教育するという役割が求められますので、明らかに1年目、2年目と人と違うリーダーシップが求められます。

Partnerともなれば、監査報告書にサインするような人たちですが、Senior ManagerからPartnerになったことで周囲の反応が変わり、現場スタッフとの距離が遠くなることを嫌う人もいます。スタッフがどういうことを考えているのか目を配っている人も中にいれば、中には距離を置こうとしている人もいるかもしれません。

スタッフの能力底上げに熱心なPartnerもいます。そのような人は尊敬に値します。

将来自分がそういう人になれるかどうかは疑問です。忙しいからといって相手にしない人になってしまうかもしれません。

10/13/2008

TOEIC

監査法人、特に僕の勤務している監査法人の話ですが、TOEICのスコアは高いものを要求してきます。USCPAの面接応募者ならば当然にスコアは高いほうがいいです。たとえば、900点以上とか。

監査法人に入ってからも、TOEICは毎年スコアを更新しなければなりません。事実、監査法人に勤務する構成員の平均スコアというのは、世間一般の平均スコアを知らないので何とも言えないのですが、それほど高いといった印象を受けません。みんながみんな国際業務に従事したいと思っているわけではないですし、海外に暮らした経験を持っているわけではありませんから。600点とか700点を目指す人が多いと思います。僕が700点くらいをスコアしたときの英語のレベルを振り返ると、大して英語を上手く使いこなせていなかったのではないかと思います。世間が700点を要求するとしたら、ずいぶんハードルが低いと感じるし、それでは現場では明らかに不十分です。スコアが求めているレベルより、実生活で英語を要求されるレベルははるかに英語力に柔軟性を求められます。僕と同じ感覚を持っている人もいると思います。TOEICのスコアじゃ測れない英語力が求められているんです。

学生でも仕事でも海外滞在経験のあるUSCPAならば、どうやって差別化を図るか。TOEICのスコアに縛られることはありません。ちょっと対策を練って、年に一回受験をして900点、できれば950点以上を出して日本にいても国際業務に従事する準備が整っていることを主張するくらいじゃないとだめですよね。

僕は準備ができているんですけど、実際には内部のスタッフィングの問題でチャンスをものにできていません。

10/12/2008

仲間たち

ラベルに適当なものがなかったので、「就職活動」を選んでしまいましたが、僕の仲間には様々な業種に従事している人がたくさんいます。

とはいっても、金融業界にいる人がかなり多いですが。証券会社にて株式公開業務、投資銀行にて国際不動産投資、生命保険会社にて株式に投資をする機関投資家業務とか、自動車メーカーで欧州市場のregulationを確認するとかいう人もいます。

いろいろな人の話をするのは僕にとって財産です。監査法人というのはクライアントのビジネスを理解するのも大事ですが、クライアントのビジネスに影響を与える外部要因となる他業種の人たちの動向も知っておくのは大事ですし、興味深いです。

たとえば他の監査法人に勤務している知り合いがいるとしても、業界内での勤務条件などの比較はできますが、「内向き」です。業界内で転職をしようと思ったら参考になりますが。

ホントに仲間と思えるのは他業種で働く彼ら彼女らです。監査法人に通年採用で入ると同期というのはあってないようなもので、チームの中で働く人たちは仲間というか職場の人たちといった感じです。こういった割り切り方がいいのか悪いのかわかりませんが、こういったスタンスで生活してしまいます。

10/05/2008

Ready for sending CPA license application

いよいよ準備が整いました。

License Application
Experience affidavit
etc

準備する中でびっくりしたのが、銀行で作成したcheckの手数料の値段です。作成するcheckの金額に関わらず、一件5,000円。

手続きの中で発生した主要なコストは勤務先に負担してもらうことにしました。Applicationの330ドルと付随して発生した上記の5,000円です。決して安いものではありません。

とにかく準備が整ったので明日郵便局でEMS発送です。

9/23/2008

TOEFL

MBA出願に必要となるTOEFL。

今日はその第一歩ということでAgos Japanで模擬授業を2コマ受講してきました。

ListeningとSpeaking。

SpeakingはTOEFLがiBTになってから導入されたものなので、どういうものか探り探りでした。今日その導入部分に触れることができてよかったです。何もしらない状態で行ったので、テストがどういう構成で成り立っているのかという初歩の初歩からのスタートだったので有益でした。

Listening。昔CBTの時代に受験したことがありますが、今受験したらどれくらいできるのかわかりません。

しかし、受験のための準備勉強もハイスコアのためには必要だということです。

優先順位から言って、TOEFLを一番にして勉強をすることはできませんが、将来TOEFLのスコアが足を引っ張らないように英語力を向上させておかなければならないというのが今日の学習です。

9/20/2008

単位取得

本日、追加単位の取得が終了しました。

これまでの道のりは決して平坦なものではありませんでした。

あとは事務的なことをこなしていくのみです。

最近は勉強するべきことが多くて優先順位を設けて一つ一つ、一日一日を過ごすのが簡単じゃなくなっています。大して長時間働いていないのに、早く帰っても勉強することができません。

IFRSの勉強もやらないといけません。

あしたも休みなので勉強します。

9/15/2008

MBAに憧れて

19才のときに初めてMBAの存在を知って以来、10年の長期目標として常に持ってきました。

数々の短期中期目標がある中で、なかなか長期目標を意識してそれに向けて行動を起こすというのは難しいことでした。

しかし、その状況を大きく変えるかもしれない出来事が最近ありました。かつて僕の周りにいた人がアメリカでMBAを修了して帰国してきました。帰国後の就職先は花形の(非英米系)投資銀行。アメリカでの環境と同じく、周囲にはほとんど日本人がいない状況のようです。

今後のキャリアプランも考えないといけないです。監査法人、監査法人といったキャリアパスはありえないといっていいくらいです。監査法人に入ってそれほど時間が経っていないうちはそういったことを考える必要はほとんどないと思いますが、実際には考えないといけないです。

MBAはこれまで忘れたことのない目標です。まだ数年先のこととはいえ、まずは一歩を踏み出そうという気になってしまいました。次週、Agos Japan(旧Princeton Review)で体験授業を受けてくる予定です。

8/31/2008

監査費用

先週木曜日の日経新聞に監査費用の記事が掲載されていました。

ランキング上位の傾向は、米国会計基準で開示している企業が多くあります。

日本では特定業種を除いて中間監査がなくなり、四半期開示が義務づけられますが、業務量は増加する傾向にあります。

内部統制監査による監査報酬の増加ブームの次は、、、

おそらく近い将来、かなり近い将来日本にやってくるであろうIFRSのConversion or Adoptionでしょう。

日本のBig 4のWebpageを見ると、IFRSのコンテンツが充実する傾向にあります。情報源として全てチェックして最新の情報をアップデートしなくてはなりません。僕はまだそこまでいっていません。

今後クライアントが必要とする情報は間違いなくIFRSです。

8/28/2008

Ethics exam

今日は良い知らせが届きました。

テストを提出してから時間がやや経っていたので、事務処理に時間がかかるとしてもそろそろ結果通知が来るだろうと予想していました。

Certificate of completion

License申請のために必要なAICPAのProfessional Ethicsのコースを修了することができました。

最近少し単位取得にてこずっていますが、Ethicsを修了できたのはLicense申請のためには一歩前進です。

8/24/2008

単位取得の続き

昨日寝る前に、Governmental Accountingの単位認定試験を受験しました。

最低限テキストに載っている問題集を見直して、受験してみましたが、結果は不合格。追試を受験しなくてはなりません。

Governmental。。。

敗因は2つ。本試験から月日が経ちすぎていて感覚がなかなか戻らないのが現状です。もう一つはGovernmentalという科目の性質。やはり日々のAccountingやAuditingと違いすぎます。

とりあえず、追試をこなして単位が認定されるように次の一週間がんばるだけです。

8/17/2008

単位取得

ライセンス取得のために予備校で単位取得に取り組んでいます。

取り組んでいるといってもインターネットで単位認定試験を受けているだけです。

今のところ、4科目12単位を取得しました。

あと2科目6単位で追加単位取得は終了です。

Governmental Accountingとかいう実務では触れない、試験からも遠ざかっている科目がネックです。

来週の日曜日あたりにまた単位認定試験です。

8/10/2008

簿記1級勉強の進捗状況

約2ヶ月ブログの書き込みをさぼっていました。

サボった理由の一つは、想定外のことがおきました。AICPAにおくったProfessional Ethicsのスコアが86%だったため、90%に届きませんでした。そのため、4%を埋めるために再び勉強。それが今日やっと終わりました。

もう一つの理由は、簿記の勉強がなかなか進んでいないのでアップデートするネタがなかったこと。こつこつと理論問題対策として会計基準を読むこともやりましたが、果たして11月の試験に間に合うのか?

おそらく間に合わないという今日この頃。

そしてもう一つの障害、というかやるべきこと。USCPAのライセンス登録にはいくつかのステップが残っています。最大の難関は単位の追加取得。お金は払ってあるので、あとは勉強して単位認定試験を受けられるように準備するだけです。今日3単位追加するために1科目受験してみましたが、試験に落ちてしまい単位取得ならず。

やっぱり準備しないとだめです。本試験から相当な期間が経っているため、思い出すために準備が必要です。

それは簿記の試験でも同じです。準備して臨まないと痛い目にあうこと間違いなしです。

6/14/2008

新たなる挑戦

今年の11月に開催される日本商工会議所主催の簿記検定試験を目指して始動しました。

まずは会計学の理論マスターという本を丸善で購入してスタート。

11月というと今から5ヶ月。

長いようですぐに来てしまうでしょう。

USCPAを目指す皆さん。アサインメントによるでしょうが、監査法人では日本の会計知識も必要です。

これだけはいえます。

6/12/2008

監査チーム

本日2回目。

最近の状況について。

監査チームから人が離脱していきます。僕の所属していないチームでも次々と離脱者が出ています。

その中心は4年から6年の監査経験を積んだシニアスタッフくらいの人たちです。そういった人がチームからぬけてしまうと、残されるのはジュニアレベルのスタッフばかりです。残されたチームを指揮するマネージャーも大変です。マネージャーもいついなくなってもおかしくないですが。

チームには蓄積された知識とかが共有できればいいのですが、知識が蓄積されるのは主に人です。もちろん、ドキュメンテーションが行われて将来のために共有されるものもあります。

それでも、チームはもろいものです。毎期異なるチームで監査を行う感じです。4半期レビューごとに違うチームメンバーで業務を行うのが今後見えてきそうです。

でも去り行く人々にも辞める理由がそれぞれにあるはずです。その理由は想像の域をでませんが、なんとなく理由が見つかりそうです。それは収入であったり、監査とは違う目標であったり。

もともと監査法人はたくさんの人が長年残ることを前提としていない組織なので、大量採用大量離職の組織となっています。現実にいまそれを体現しているのがチームの状況です。

FACS

Foreign Academic Credentials Servicesから学歴審査の結果が返ってきました。

150単位までに必要な単位数は16。単位の獲得には少々お金がかかります。

単位間のコンフリクトを避けて、ビジネス関連の単位を中心に単位を積み重ねていくことになるとのアドバイザーの意見がありました。

今日はAICPAにProfessional Ethicsの課題も提出したので、本気を出して単位の取得に取り組みたいと思います。8月の終わりまでには単位の取得は終わらせたいものです。

6/11/2008

AICPA Professional Ethics Course

AICPAからテキストを購入してからおよそ10週間。ようやく課題の提出にこぎつけました。

ここまで時間がかかってしまった主要な理由は2つ。ひとつは忙しかったこと。期末監査があったため、勉強ができませんでした。このテキストだけに集中していればもっと早く仕上がったと思いますが、他の勉強もやっていて、時間という資源をこれだけに注ぐことができませんでした。

もう一つの理由は正答率。課題は70問の客観式問題から構成されており、その90%以上に正解しなければなりません。7問は間違えても良いけれど、それ以上は間違えられないと考えると非常に高い正解率を求められていることから、慎重にならざるを得ませんでした。正答を導くのに非常に迷う問題も中にはありました。テキストから容易に正答を選べる問題もありました。

さっきマークシートの黒塗り具合の正確性を見て、決意が固まりました。

迷いから開放され(振り切って)、明日郵便局に行って課題をAICPAに送付します。

とにかく明日はライセンス取得への第一歩になります。

4/12/2008

学歴審査

ライセンス出願の前に、今週はFACSに大学の卒業証明書と成績証明書を送りました。今日の時点ではもう現地に届いたようです。2、3日でイリノイまで届くものの、審査には約2ヶ月も要するようです。

その間に2ヶ月もあればProfessional Ethicsのテキストも勉強し終えて、必要な90%以上のスコアも出せるといいのですが。

あとは追加単位の把握です。また出費です。なんだかUSCPAのライセンスを取るとなるとお金がいるようです。

実際にどれだけの費用がかかるかもあとでまとめてブログにアップします。

公認会計士試験

ごくまれに日本の公認会計士試験の勉強をしないのかという話が持ちかけられます。確かに、試験制度が変わり、以前と違って狭き門という印象は昔のものとなった感じがします。でもUSCPAが日本の試験に合格するのは簡単なことではありません。

会社法の勉強だったり、会計学の中身(ボリューム)もUSCPAの試験と著しくことなり、試験を受けるのにも2年はかかるかと思います。

監査法人で一生働こうという意思があり、今後もそれがゆるぎないものであるならば、日本の会計士試験も合格して、ダブルライセンスで生きていくというのもひとつの選択肢かと思います。でも、僕にはその選択はありえません。

2年を勉強に費やすのであれば他の専門性を磨くことを考えたくなります。実際、日本の証券アナリスト1次試験を目指して行動を起こし始めました(来年に受験ですが)。今年の6月から通信教育を開始し、1回で試験に通れば、2次試験の準備にすぐに入る予定です。1次試験に通っただけでは意味はなさそうですから、2次試験にも合格して検定会員にもなるのが目標です。

初期費用(通信教育)は55,000円くらい。最近、教育関連の出費が多い気がしますが、すべて将来への投資と思って乗り切ります。

3/30/2008

Professional Ethicsの本質

先日入手したテキストをちょびちょびと読みすすめています。

たまに意味を忘れた単語なんかがでてきてマーキングをしていますが、簡易な言葉で本質をついている文章があったりします。僕の好きな言葉はこれです。

"Maintaining independence is your responsibility. Your firm will have policies and procedures to help you maintain independence, but ultimately the responsibility for complying with the various independence rules is yours and yours alone."

yourは原文で太字になっていました。

"Independence is a state of mind. It allows you to make decisions free form bias and to act with integrity and objectivity."

これも好きです。本質をついていて、空で言えるようになるのが理想かなと思います。

ケーススタディも組み込まれていて、大学のテキストのような感じです。

3/29/2008

Professional Ethics

先日AICPA(American Institute of Certified Public Accountant)のオンラインストアでProfessional Ethicsのテキストを注文しました。

もちろん、目的はライセンス取得です。すぐにテキストを購入しなければならない状況ではなかったのですが、最近円高が続いていたので今がチャンスと思い、思い切って購入しました。

123ドルが本体価格ですが、UPSの運搬に35ドル以上がかかり、運搬料金は高いという印象です。でも高いだけあって4~5日でアメリカ東海岸から日本に到着します。とても早い。

テキストを手にすると、およそ200ページ。あとはコースが終わったらマークシートにマークしてEMSでアメリカに送るという手順です。ほかにもやることがたくさんあるので200ページの内容をつぶすのはかなりやっかいです。

でもライセンス取得のためにはやるしかないですね。

3/23/2008

ヘッドハンター

ヘッドハンターたちとは縁のないものと思っていました。が、会社には名指しで電話がかかってきたり、メールがきたりします。

会社にも迷惑のなのでちょっと黙ってもらうために一度会ってきました。面会だけなら無料で、英語で経歴紹介や目標などを話してきました。そこで名刺を渡したせいで違う会社からメールが来たりするのかもしれません。

面会の場所とか時間は職場付近でランチとか、あるいは仕事終わりの夜にその会社に行くのかを選択することになります。普通、監査法人で働いていると職場におらず、クライアント先にいることが多いため、仕事終わりに訪問することにしました。

行ってみると、そこにヘッドハンティングの会社があることを気付かないくらい小さなビルに入居していることに驚きました。受付には誰もいなくて電話をとって誰かに出てきてもらおうとすると、そこからは全て英語でした。久しぶりにここが日本であることを忘れるような英語空間です。

カウンセリング用の小部屋がいくつかあるようで、そのうちの一つに案内されました。

男性のコンサルタントが2人入ってきました。一人は会計監査業界に割りと精通している人で、僕が転職に興味がないことを知るとしばらくして部屋を出て行きました。もう1人とはごく一般的な仕事の話をしたような感じです。

彼らのお決まりの言葉は、「キャリアサポートをしたい」といったような趣旨の言葉です。現時点で転職に興味はないものの、確かに「ゴールは何か」と問われると真剣に考えなくてはならない問題で、いつも避けてきたテーマの一つであることを再認識しました。

どうやって僕の名前と連絡先を入手したのかと問いただしましたが、あいまいな回答しか得られませんでした。でもだいたいの予想はできています。ヘッドハンターたちや人事担当が多数登録しているネットワーキングのサイトに僕も登録しているからだと思います。

僕の行ったヘッドハンター会社は小さなビルで家賃をあまりかけず、細々と運営していました。

3/04/2008

Insider trading

最近、新聞紙上で取り上げられている、公認会計士のインサイダー取引について一言。

監査法人によって差異はあるものの、どこの監査法人に所属する会計士も被監査会社の株式売買は禁止されています。差異というのは、社員・職員が所属する監査法人のクライアント全ての銘柄を取引禁止にしているところもあれば、関与先銘柄(関与の可能性のある銘柄を含む。)の売買を禁止対象としているようなところもあります。

そもそも関与先銘柄を知人名義で取引するようなことはありえません。欺こうとする意思が明白です。日々クライアントの機密情報に接する監査法人に対する証券市場の信頼が崩壊します。高度な職業倫理を有する会計士にクライアントと市場は信頼を寄せていると思うのです。それを影で無視して私腹をこやそうとしているような者は排除されなければなりません。

今回のことについては本当にがっかりです。

2/24/2008

求人広告

転職活動をする際にはコンサルティング会社の転職コンサルタントを利用したりするケースもあるかと思います。

一度利用するとメールアドレスが登録されていて、興味のあるなしに関わらず継続的に求人情報を送ってきてくれます。

最近、その中に僕が以前いた会社の求人情報が載っていました。

会社説明欄に社内の環境はフラットであるとか定着率が高いとか書いてありました。それを見てびっくりです。昔と変わったのでしょうか?僕のいた頃は全く逆でした。ひょっとして都合のいいウソじゃないかと疑ってしまいます。トップは今でも交代しておらず、フラットという表現は適切ではないと僕は思いました。企業文化はそう簡単に変わるものではないでしょう。企業に歴史があれば、なおさら変化を起こすのは難しいでしょう。

結論はこうです。

求人広告にウソが含まれている場合があります。実態よりも良く見せようとしていることがあります。

転職コンサルタントは求職者と募集企業のマッチングの結果、売上をあげていて、求職者は転職コンサルタントのサポートを無料で受けられる点でメリットがあります。ですから、求職者は最大のものを転職コンサルタントから吸収すれば、それで目的達成です。求職者は募集企業とマッチしなければ、断ることもできます。面接を通して、募集企業の雰囲気や労働環境を判断するのは難しいかもしれません。30分かそこらで面接は終わってしまうこともありますから困難です。でも、判断はやらないといけないことです。採用後のミスマッチだけは避けなければなりません。求職者にも批判的精神が必要です。

2/06/2008

監査法人の人員事情

日本の監査法人は公認会計士試験合格者を合格発表後、定期採用として大量に採用します。アメリカでも同様です。

アメリカでは合格者ではないものの、大学を卒業した者を大量採用します。そこから厳選されたものがのちのち組織の出資者および業務執行権を有するパートナーとなるわけですが、そこに到達するのは一握りの人たちです。

組織の階段を登っていくにしたがって、数多くの脱落者がでます。みんながその頂点に立とうと思ってはいないためです。頂点に立てなかった人は敗北者ではないことを忘れないで下さい。

監査法人では大量の人が門をたたき、大量の人が辞めていきます。僕の周りにも最近辞めていった人がいます。きっと志があって、ゴールに到達するために退社することを選択したに違いありません。

監査法人に入ってみると、僕の本当のゴールは何かともう一度問わなければいけないな、と感じてます。大事なテーマだから慎重になって、5年とか10年先のことも考えなければならないので1週間やそこらでは結論はでないものの、考え続けなければならないことの一つです。

2/02/2008

ライセンス登録

最近、少し真剣にUSCPAのライセンス登録を考えてます。周囲にもそういった人がいて情報を交換してみると、どこの州で登録をするべきかが見えてきます。

SSN=Social Security Numberの保有を要件としている州については自動的にパスです。アメリカで働かない限り、持ってないです。そうなると問題は単位要件と実務経験です。

実務経験については監査実務を行っていれば、今年以内に要件をクリアできそうです。単位要件のクリアには出費が伴います。20万から30万円といったところでしょうか?もっとかかるのかも?

出願してから半年とかかかってしまうケースもあるようですから、試験に合格するくらい辛抱がいりそうです。

監査法人によっても対応はまちまちではないでしょうか。積極的にライセンス登録を推進するようなところもあるでしょうし、特に個人での行動を優先しているところもあると思います。登録料もかかりますから、監査法人に払ってもらいたいところですが、僕の場合はそれは自己負担になりそうです。

2/01/2008

監査意見

監査契約では会社が監査法人や公認会計士に監査報酬を支払って、監査を行い、その結果監査法人や公認会計士が監査意見として監査報告書を発行するというのが現実社会では間違いないと思います。

中には監査報酬を支払っているのだから当然「無限定適正意見」を得られるなんて思っている会社もあるかもしれません。

ちゃんと会計基準に準拠して財務報告ができていれば問題はあまりおきないでしょう。

でも、財務報告がちゃんとできていない場合は?

僕の監査している企業(非上場)は、ひょっとしたら監査人が監査意見を表明しないかもしれません。教科書では意見表明をしない場合があるなんていうのは勉強しましたが、本当にそんなことがおきてしますなんてと若干驚いています。

そこで、会社は監査報酬を支払っておきながら、「監査人は監査意見を表明しないなんてどんなことだ」、とか思っているかもしれません。でもそうした事態を招いているのは会社の財務報告がちゃんとできていないことに起因していたりします。

監査人やその背後にいる投資家を欺こうなんて考えていたら、経済にとって不利益ですから、退場でもしてもらいますか?それとも改善してもらいますか?会社の対応次第です。

1/05/2008

Barack Obama

Caucus-

この言葉は今まで知りませんでした。党員集会という意味だそうですが、ABCを見ていたら出てきました。

皆さんもご存知の通り、次期米国大統領は民主党から選出される可能性が高いようです。民主党の有力候補といえば、Hillary Clinton、John Edwards、Barack Obamaの3名ですが、今日コンビニにあった新聞の一面を見てはっとしました。Obama候補がIowaを制したために、初のアフリカ系アメリカ人大統領が誕生する可能性が現実味を帯びてきました。しかし、それをいいように受け止めない勢力もいるはずです。

新聞に書いてあったのはObama候補の暗殺計画の存在です。どの候補にも十分な警備は備わっていると思いますが、特にObama候補には注意をしておいたほうがいいと思います。「24」では一足早くDavid Palmer大統領がアフリカ系アメリカ人として活躍しており、何の違和感もありませんが、現実のアメリカはその準備がほんとうにできているのでしょうか?

Obama氏がアフリカ系アメリカ人として初めてIllinois州から上院議員となったときは話題になりました。Pioneerとして大統領になるのは2009年のチャンスを逃しても、時間の問題でしょう。仮に今回のチャンスを逃しても、将来は経験不足を指摘されることはないはずです。それくらいの逸材のはずです。