10/13/2008

TOEIC

監査法人、特に僕の勤務している監査法人の話ですが、TOEICのスコアは高いものを要求してきます。USCPAの面接応募者ならば当然にスコアは高いほうがいいです。たとえば、900点以上とか。

監査法人に入ってからも、TOEICは毎年スコアを更新しなければなりません。事実、監査法人に勤務する構成員の平均スコアというのは、世間一般の平均スコアを知らないので何とも言えないのですが、それほど高いといった印象を受けません。みんながみんな国際業務に従事したいと思っているわけではないですし、海外に暮らした経験を持っているわけではありませんから。600点とか700点を目指す人が多いと思います。僕が700点くらいをスコアしたときの英語のレベルを振り返ると、大して英語を上手く使いこなせていなかったのではないかと思います。世間が700点を要求するとしたら、ずいぶんハードルが低いと感じるし、それでは現場では明らかに不十分です。スコアが求めているレベルより、実生活で英語を要求されるレベルははるかに英語力に柔軟性を求められます。僕と同じ感覚を持っている人もいると思います。TOEICのスコアじゃ測れない英語力が求められているんです。

学生でも仕事でも海外滞在経験のあるUSCPAならば、どうやって差別化を図るか。TOEICのスコアに縛られることはありません。ちょっと対策を練って、年に一回受験をして900点、できれば950点以上を出して日本にいても国際業務に従事する準備が整っていることを主張するくらいじゃないとだめですよね。

僕は準備ができているんですけど、実際には内部のスタッフィングの問題でチャンスをものにできていません。