3/30/2008

Professional Ethicsの本質

先日入手したテキストをちょびちょびと読みすすめています。

たまに意味を忘れた単語なんかがでてきてマーキングをしていますが、簡易な言葉で本質をついている文章があったりします。僕の好きな言葉はこれです。

"Maintaining independence is your responsibility. Your firm will have policies and procedures to help you maintain independence, but ultimately the responsibility for complying with the various independence rules is yours and yours alone."

yourは原文で太字になっていました。

"Independence is a state of mind. It allows you to make decisions free form bias and to act with integrity and objectivity."

これも好きです。本質をついていて、空で言えるようになるのが理想かなと思います。

ケーススタディも組み込まれていて、大学のテキストのような感じです。

3/29/2008

Professional Ethics

先日AICPA(American Institute of Certified Public Accountant)のオンラインストアでProfessional Ethicsのテキストを注文しました。

もちろん、目的はライセンス取得です。すぐにテキストを購入しなければならない状況ではなかったのですが、最近円高が続いていたので今がチャンスと思い、思い切って購入しました。

123ドルが本体価格ですが、UPSの運搬に35ドル以上がかかり、運搬料金は高いという印象です。でも高いだけあって4~5日でアメリカ東海岸から日本に到着します。とても早い。

テキストを手にすると、およそ200ページ。あとはコースが終わったらマークシートにマークしてEMSでアメリカに送るという手順です。ほかにもやることがたくさんあるので200ページの内容をつぶすのはかなりやっかいです。

でもライセンス取得のためにはやるしかないですね。

3/23/2008

ヘッドハンター

ヘッドハンターたちとは縁のないものと思っていました。が、会社には名指しで電話がかかってきたり、メールがきたりします。

会社にも迷惑のなのでちょっと黙ってもらうために一度会ってきました。面会だけなら無料で、英語で経歴紹介や目標などを話してきました。そこで名刺を渡したせいで違う会社からメールが来たりするのかもしれません。

面会の場所とか時間は職場付近でランチとか、あるいは仕事終わりの夜にその会社に行くのかを選択することになります。普通、監査法人で働いていると職場におらず、クライアント先にいることが多いため、仕事終わりに訪問することにしました。

行ってみると、そこにヘッドハンティングの会社があることを気付かないくらい小さなビルに入居していることに驚きました。受付には誰もいなくて電話をとって誰かに出てきてもらおうとすると、そこからは全て英語でした。久しぶりにここが日本であることを忘れるような英語空間です。

カウンセリング用の小部屋がいくつかあるようで、そのうちの一つに案内されました。

男性のコンサルタントが2人入ってきました。一人は会計監査業界に割りと精通している人で、僕が転職に興味がないことを知るとしばらくして部屋を出て行きました。もう1人とはごく一般的な仕事の話をしたような感じです。

彼らのお決まりの言葉は、「キャリアサポートをしたい」といったような趣旨の言葉です。現時点で転職に興味はないものの、確かに「ゴールは何か」と問われると真剣に考えなくてはならない問題で、いつも避けてきたテーマの一つであることを再認識しました。

どうやって僕の名前と連絡先を入手したのかと問いただしましたが、あいまいな回答しか得られませんでした。でもだいたいの予想はできています。ヘッドハンターたちや人事担当が多数登録しているネットワーキングのサイトに僕も登録しているからだと思います。

僕の行ったヘッドハンター会社は小さなビルで家賃をあまりかけず、細々と運営していました。

3/04/2008

Insider trading

最近、新聞紙上で取り上げられている、公認会計士のインサイダー取引について一言。

監査法人によって差異はあるものの、どこの監査法人に所属する会計士も被監査会社の株式売買は禁止されています。差異というのは、社員・職員が所属する監査法人のクライアント全ての銘柄を取引禁止にしているところもあれば、関与先銘柄(関与の可能性のある銘柄を含む。)の売買を禁止対象としているようなところもあります。

そもそも関与先銘柄を知人名義で取引するようなことはありえません。欺こうとする意思が明白です。日々クライアントの機密情報に接する監査法人に対する証券市場の信頼が崩壊します。高度な職業倫理を有する会計士にクライアントと市場は信頼を寄せていると思うのです。それを影で無視して私腹をこやそうとしているような者は排除されなければなりません。

今回のことについては本当にがっかりです。