1/26/2009

大統領が交代して

オバマ大統領がまだマケイン候補と争っているころ、オバマ候補は経験不足を指摘されていました。

そこでオバマ候補は周囲に経験豊かな人材を揃え、副大統領候補にバイデン候補を沿え、経験不足の指摘を回避しようとしました。

マケイン候補との選挙戦が終了すると、経験不足だといった論調はパタッと消えた気がします。就任式が近づくにつれ期待が国民の間でものすごく高まり、新大統領誕生です。

始まってしまえば、経験不足だのといってられません。リーダーのそばには優秀な人材が揃っています。自分ひとりで全てをやるわけではないです。リーダーとしてチームを正しく率いる能力が備わっていれば、それが国民の望む大統領の姿のはずです。

正しい方向性を持つこと。間違った方向に進むことを国民は否定する力があることをアメリカは見せてくれました。同時に間違った方向に進んでしまったリーダーとその国家を選んだのもアメリカ国民です。あのテロリストの攻撃があって以降、アメリカは変わってしまいました。あれから今年で8年、傷は決して癒えるものではないけれども、アメリカは正しい方向に進もうとしているといって間違いないと思います。

それに対して日本はどう反応するのか。大量消費型の生活スタイルがアメリカで変化するのであれば、日本のメーカーは大きな戦略の転換を求められるでしょう。きっと5年後、10年後にはまったく予想のつかない事態になっているかもしれません。日本の姿は、日本の国際社会における存在感はどうなっているのでしょうか。

1/19/2009

証券アナリスト試験

昨日、今年の春に行われる証券アナリスト試験の受験申し込みをしました。

あまり勉強する時間がとれていないので、今回は「財務分析」だけです。受験料3,000円をコンビニで支払わなければなりません。

春の試験というと、試験まであと3ヶ月くらいです。あまりのんきなことは言ってられません。

CPEも大事ですが、目の前の試験も意識しないといけません。2009年も忙しい。

一歩一歩着実に。

1/17/2009

TOEIC

今週の日曜日、成人の日の前日に某大学にてTOEIC公開テストを受験してきました。

早いものでもう土曜日です。

準備をせずに試験に臨んだせいか、うまくいきませんでした。

Listening Sectionを終えて、Reading Sectionに移ると、僕の場合まず文章読解の方から問題を解いていきます。というのは、最後に文章の内容理解を問う問題を残しておくと、仮に時間がわずかしか残されていない時に、あせって文章の理解がよくできないといった精神状態にもっていきたくないからです。

文法などの穴埋め問題ならば、個々の問題にそんなに時間をかけずにとけるため、時間が残り少なくても手早く解けるため、いつも最後に残しておきます。

当日はどうだったか。読解の問題を終えて、えんぴつでちょこっとマークしておいた部分を全て黒塗りして、残されて時間は?たしかおよそ30分。メールなんかの穴埋め問題もあるのでそちらから解いていったら、残されて時間は意外と少なくなっていました。

最後に101番から始まる穴埋め問題を解き終わって、マークシートが全て埋まっていることを確認した時には残り時間1分程度でした。一呼吸し、あっという間に終わってしまいました。

Listening Sectionで集中していないため聞いていなかったのか、何を言っているのかわからない問題があったため、何問か間違えました。Reading Sectionのなかでも、穴埋め問題に自信の無いところがいくつかありました。

スコアは3週間程度で郵送されるそうです。もう約1週間経ってしまったので、あと2週間で到着です。

会社にも送付されてしまいます。今回は会社の費用で受験してしまいましたから。

1/11/2009

監査法人で働く会計士たち

皆さんは監査法人で働く会計士たちにどのような印象を持っていますか?

僕は監査法人に入って1年以上が経ち、持っている印象は、いろいろあります。

試験に受かった当時あるいはそれ以前から独立志向の強い人については、小規模クライアントの現場責任者を経験したりして、A to Zの知識をまんべんなく持っていたりします。いわゆるオールラウンドプレーヤーという人でしょうか。そういう人は結構、大規模クライアントの業務でも重宝されたりします。

では新人時代から大規模クライアントの業務ばかりに従事してしまうとどうなるか。場所によって違うのでしょうか、業務は極めて細分化されており、全体が見えてこない感じだと思います。専門性の追求と言えば聞こえはいいですが、誰もが希望する業務をできるわけではありません。ローテーションで出番を待っていなくてはならない時期もあります。実際にこういったケースは多々あると思います。オールラウンドプレーヤーとは対極的な存在です。もちろん、大規模クライアントの業務に従事するということは、そのクライアントの業務展開に公共性が高くて、やりがいのある場であるのは間違いないと思います。それは誰もができるわけではないので、誇りを持って仕事をしたほうがいいと思います。

僕の上司たちは大規模、中小規模のクライアント業務を経験してきたと思われる人々なので会計士としての総合的なスキルは高いです。でも、つい最近監査法人に入った人に将来それを期待するのは厳しいかなと感じます。5年前、10年前に試験に受かった人たちとは環境が違いすぎます。おそらく大規模クライアントに配属された新人は総合的なスキルを持ち合わせずに将来シニアへ、そしてマネージャーへとなっていくことでしょう。独立志向のないサラリーマン会計士の大量生産時代の突入です。ほんとにそうなるのでしょうか。それが監査法人が目指している姿なのでしょうか。

しかし今現在の監査法人のパートナーたちは決してサラリーマン会計士ではないと思います。社会の需要に応じて、監査法人の変化を志向し、品質の高いサービスを追求する大規模集団のリーダーたちです。

今は試行錯誤の時代でしょうか。5年後、10年後はどのような姿なのでしょうか。スタッフのうちから将来のあるべき姿を描こうとしなければ、決して明るい未来はないはずです。

1/10/2009

TOEIC

明日、TOEICの公開試験を受験してきます。

この寒い時期に受験となると大学入試センター試験を思い出します。今回TOEICを受験する会場となる大学はかつてセンター試験を受験しに行った会場で、前回TOEICでも一回足を運んでいるところです。

今回の受験についての準備の進み具合は?

ぜんぜんやってません。iKnowで単語力に磨きをかけてはいるものの、TOEICにフォーカスした準備は全くやっていません。

前回はETSの公式問題集をやってから受験に臨みました。というのも、前回は試験問題が若干変更されてからの初めての受験だったので、形式に慣れる目的で準備はやっておきました。

明日はお昼ころに頭が冴えるようにコンディショニングを行います。

1/08/2009

今日の日経

4面。 「外資系證券の虚実」はチェックしましたか。

アーバンコーポレイションの破綻に関して、BNPパリバ証券とのスワップ取引の存在を公表しなかったことの不作為について、BNPパリバの担当者を最後に批判する記事です。

一般投資家は大きく欺かれました。アーバンコーポレイションに関するあらゆる人が騙されました。BNPパリバを除いて。

記事によれば、BNPパリバの担当者は以前ドイツ証券に在籍し、転職したそうです。ドイツ証券での成功を引っさげての転職だったので年収は当然アップしたのでしょう。

記事はこうもしてきします。給与体系が成立した取引に連動する形で「短期間で荒稼ぎし、問題が起きれば次の会社に転職するという働き方をする人も目立つ。」と書いています。

問題が起これば転職。どのような手段を使っても短期間で利益を上げて、年収のアップを狙う。。。

問題が顕在化したら、当然その責任は取ってもらわないといけません。

でもそうなってからでは問題の沈静化には遅すぎます。そのような人が悠々自適な生活を今送っているとなると何だか頭にきます。

1/01/2009

2009年のUSCPA

日本企業にも最初は任意適用ながら、必ずやIFRSを早期適用する企業が近い将来現れるはずです。日本の証券市場向けではありませんが、現にその準備に取り掛かっている企業が存在します。

その現実を前に、USCPAの位置づけは?日本の公認会計士試験の行方は?

USの試験も日本の試験もIFRSに切り替わるのは先の話でしょう。どちらの試験を受験しようとしているにしてもここ2年くらいで合格しておくのが試験変更を前にした混乱を回避する道です。

僕はUSCPAなので日本の試験のことはあまりここではしゃべらないことにします。気になる方は受験予備校などから最新の情報を入手してください。

USCPAの話に戻って、以前にも書きましたが、USCPA試験に合格しても日本の大手監査法人への就職・転職は極めて難しい狭き門です。これは日本の会計士試験合格者が増大していることからスタッフ1年生の採用が増え、USCPAを受け入れる余地はほとんどないといった状態だからです。どうしても監査法人で監査業務がやりたいということであれば、アメリカに飛ぶしかないのでしょうか。社会人経験が何年かあれば現地採用の可能性はあります。

実際に聞いた話では、収入を度外視してトレーニング期間ということでGuamの大手会計士事務所で日本人に門戸を開いているところがあるようです。アメリカ人も同様です。あくまで収入を度外視しての話です。年30,000ドルくらいの収入でしょうか。円高のせいか、ずいぶん安い印象ですが、現地では十分に暮らしていける収入だそうです。しかし、大変業務量は厳しいようです。とんでもないくらい働くようなことを聞きました。3年を経て、それからUS本土に転籍するなり、事業会社に転職するようです。

僕のように、すでに監査法人で働いている人たちはどうするのか。一部にはずっと監査業界にとどまると考えている人もいるようですが、僕が試験に合格する前に抱いていた印象と変わらず、たいていの人は監査法人の業務をトレーニングと考え、シニアスタッフになった後、監査法人を去るような雰囲気です。シニアスタッフになった時に、景気の動向が好転していれば、なおさら転職のチャンスは高まると思います。僕の周りにも昨年、景気が悪くなる前の上期に監査法人を去ったUSCPAが何人かいます。

将来監査法人に残るにせよ、去るにせよ、当然いる間は品質の高いサービスを提供し続ける必要があります。それができないならば、半強制的に退去です。

四半期開示が導入されて、忙しさが増したのかと思えば、現場のマンパワーが充実したせいか、それほど業務に忙殺されることもありません。スタッフのうちから年中残業漬けだと時間を作ってトレーニングの機会もなかなか作れませんが、僕はそうではないみたいです。

今年は将来への礎を築くべく2009年は英語力の向上と会計知識の研鑽に励みます。