5/24/2007

みすず監査法人の行く末

5月上旬には気に留めるニュースではなかったので気が付きませんでした。これです。
みすず監査法人の職員の配分が決まりました。

新日本監査法人へ1060人
監査法人トーマツへ400人
あずさ監査法人へ280人
京都監査法人へ180人(もともとは中央青山監査法人の京都事務所。独立路線へ。)
太陽ASG監査法人へ 60人
あらた監査法人へ60人
その他へ360人

2月下旬に職員が他の監査法人に移動することを発表して以来、およそ2ヶ月半で調整がつきました。被監査会社が監査人の継続を求めて、監査チームがまるごと移動した監査法人を指名するようなことになったのでしょうか?大企業が監査を受ける場合、監査人が一気に変わったら大変ですもんね。監査報告書では監査法人の名前が変わるだけで、サインする人は同じということでしょうか。

話は変わりますが、みすず監査法人は「実質」解散といわれています。これは、確かに大多数の職員が外に流出しますが、解体に向かう監査法人はPaperworkとかで10年ほど存続するとかいう話を聞いたことがあります。

カネボウ事件の処分を受けて、その後再生に向かうみすず監査法人の理念に共感して2006年の後半に入所した人もたくさんいるはずです。一年も経たずして自分のコントロールの及ばないところで他に移らなければならないなんてひどい話です。

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