5/23/2007

成田国際空港

航空会社の職員による英語アナウンスが少しひどいなぁと感じることがよくあります。なかには素晴らしい発音の英語アナウンスをする日本人職員もいます。たぶん、そういう人は英語圏への留学経験があるのでしょう。ただ早口なだけで相手に伝えることを意図していないように思えるようなアナウンスも多々あります。ひどいアナウンスのせいで、大事なアナウンスを聞き取れなかったという人は過去にいなかったのでしょうか。

Security Checkの前に各航空会社の発券カウンターがありますが、そこに大きなディスプレーがありました。企業によるコマーシャル、NHKのニュース、世界の天気などいろいろなものを放送していました。僕が気になったのは★★首相による「美しいくに、日本へようこそ」みたいな趣旨の英語による放送です。正直なところひどい発音とリズムと感じました。どの部分も一定のリズムで話そうとするから抑揚がない。彼は英語のネイティブスピーカーによる英語のリズムに注意を払って、それをまねようとしたことはあるんでしょうか。美しいくに日本では美しくない英語がまかり通っています。カタカナ英語が日本を出て通用すると思ったら大きな間違い。New York Yankeesの入団会見で井川が英語のスピーチを試みましたが、New Yorkの人たちは苦笑い。地元ニュースでもその入団会見が放送されていて、井川の英語がいじられていました。英語のスピーチに挑戦しようとしたことは素晴らしいけど、井川はちょっと恥をかいたみたい。そうならないように学校英語を変えないと。でも、まずは首相から英語を変えましょうよ。官邸と広告代理店による首相の英語スピーチに自己満足ではすまされない問題ですよ。ほんとうに。

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