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5/02/2015

VISAの手配 その3

今回はVISAの手配にかかる、エッセーのお話です。

通常、学生VISA申請に際してエッセーを作成することは求められていないはずです。事実、私が10年前に初めての留学でF-1 VISAを申請したときはエッセーを書いたことはありませんでした。

今回エッセーの作成をVISA代行業者にアドバイスされたのは以下の理由からでした。
  1. アメリカへの渡航歴が多い
  2. 過去に留学経験がある
  3. 扶養家族などの同伴者がいる
という3つの理由からです。

その他にも、アメリカ現地で就労する可能性がある、移住の可能性がある、就学以外の活動をする可能性がある、と審査官が疑う可能性がある場合には、エッセーの作成が補足資料として機能するようです。機能という意味は、審査官の?が解消され、質問の数が減少するということです。

美容系の仕事では手に職ありとして、アメリカへの就労が危惧されるようです。そのようなケースが多いのでしょうか。CPAなんかも手に職なので、同様の理由が当てはまりそうですが、代行業者からはアドバイスされませんでした。

エッセーにはひな形が一応ありますが、使えるのは導入と最終パラグラフぐらいで、中身は完全にVISA申請者により異なると思います。

私の場合はキャリアチェンジを目指す留学のため、
  • 留学の目的
  • これまでのキャリア
  • スポーツマネジメントへの興味
  • キャリアゴール
  • Georgetownを留学先に選んだ理由
  • 留学を終えてから日本で働くこと
  • 同伴者の活動方針
を記載しました。Wordで3ページです。

繰り返しになりますが、審査官の?を解消し質問の数を減少させることが目的です。冗長な表現が散見されるような長文のエッセーだと、面接の場で初めてエッセーを見る審査官はエッセーを見るよりも質問してしまったほうが早いと判断し、エッセーが無駄死にしてしまうことになりかねません。

VISA申請を円滑化するエッセーの作成がキーです。

4/30/2015

F-1 VISA到着

米国大使館での面接が4月21日の火曜日、そしてその週の金曜日、3営業日後の24日にはビザが到着しました。

ウェブなどの情報ですと1週間程度を目途に到着するものとの情報があり、面接の際にも翌週に到着するだろうとの言及があったので、面接と同じ週に到着するとは予期していませんでした。

面接の日からアメリカでのプログラムが開始するまでの期間が3週間程度と短かったからかもしれませんが、I-20の入手からビザの取得までのプロセスは滞りなくスピーディーに完了しました。

4/22/2015

F-1 VISA面接終了

昨日、米国大使館にF-1 Visaの面接に行ってきました。

今回VISAの面接のために米国大使館に訪れたのは、およそ10年ぶり。

だいたい予約した時間に到着すると、まずは入口で持ち物チェック。お決まりの電子機器は1個まで預け入れ可。ほとんどの人はスマートフォンを預けることになります。

そして領事館入口というところで、持ち込み書類を確認。クリアファイルに入った予約確認書を確認されると番号を渡され、それが呼び出し番号として機能します。

中で書類を提出すると、先方では書類が揃っているか確認しているようです。

まず呼び出しを受けると、指紋を登録。左右10本の指の指紋がとられました。親指以外の4本を左右それぞれ、そして左右の親指を両方という順序で。

指紋登録が終わるといよいよ面接。

DS-160にあらかじめ登録された情報に基づき、男性面接官は質問しているようです。

基本的には下記の4つでした。
  1. 名前の確認
  2. 米国のどこの教育機関に行くのか
  3. 何を学びに行くのか
  4. 学費は誰が支払うのか
さらにDS-160に登録した私のかつての雇用主の会計事務所に言及し、「○○会計事務所を辞めて、全く違うことをするのか」と私の新たなチェレンジに少し驚かれました。私の会計事務所の名前を知っているようでした。

最後に、「ビザは来週に郵送されるよ」と言われ終わりました。5分に満たないあまりにあっさりの面接だったので、「All set?」と確認してしまいました。

Georgetownという大学の名前、これまでの職務歴、学費を支払うことも証明されていることから、心配はなかったようです。

本当に楽でした。ちゃんと書類を準備して臨んだからでしょう。

中には苦労する人もいるようです。面接官のサジ加減か、あるいは書類の不備からか、わかりませんが、私が列に並んでいるときに、明らかに長い時間を面接に要している人も散見されました。英語がうまく話せない人にとっては酷でしょう。

スピード写真を使ったことにより、写真が規定のサイズ(頭部のサイズ等)通りに準備できていないとか、論外ですからね。

ビザ代行業者を使うとか、ちゃんと準備して臨むにこしたことないですね。

4/20/2015

VISAの手配 その2

前回はI-20の入手からSEVISの支払いまでについてお話しました。

書類がそろったら米国大使館にて面接ですが、今回はどのような書類が必要になるかのご紹介です。

  1. パスポート(現在有効なパスポート(滞在期間+6 months)と過去10年間に発行された古いパスポート)
  2. オンラインビザ申請書DS-160確認ページ
  3. カラー写真:5cm×5cm
  4. 面接予約確認書
  5. I-20(家族の分を含む)
  6. I-901 SEVIS支払い確認書
  7. 財政証明(銀行の残高証明)
  8. 成績証明書(大学と過去のアメリカ留学時の成績証明)
  9. 婚姻証明(戸籍謄本)の英訳
  10. エッセー
私が今回準備したのは上記の10点ですが、こうして見ると盛りだくさんです。

正直学生ビザF-1の発給に際して、どのようなものが必要になるか、どれだけの労力を必要とするか見えていませんでした。なので、今回は対価を払って代行業者に任せてみました。ビザ発給支援を本業としている業者であれば、日常業務からビザ発給に関する知見が蓄積されるはずです。渡米までにそれほど時間がなく、迅速かつ正確にビザの入手に漕ぎ着けたかったので、実績のある業者に任せておくのが無難です。

実績があるという点で今回、2つの違いが出ました。

一つが、成績証明書です。日本の大学のものは簡単に入手できましたが、過去のアメリカに留学時したときの成績証明を入手するというのは盲点でした。早めに業者に指摘してもらってよかったです。

二つ目が、エッセーです。大使館の審査官にエッセーを書くことは必須でないと思いますが、代行業者の指摘により、手間をかけてエッセーを作成しました。内容については別の機会に書きたいと思います。

さて、いよいよ明日米国大使館でビザの面接です。

4/18/2015

VISAの手配 その1

アメリカで、学位取得を目的とした留学や語学学校に通う場合には、入学する教育機関が発行した「I-20」という書類を入手しなければなりません。入学をしたことがある人であれば、必ず聞いたことのある書類の名前でしょう。

そこには大まかに、
  1. 留学する本人の名前、生年月日、生まれた国、市民権のある国
  2. 通う学校の名称、住所、School Code
  3. プログラムのレベル、期間、必要とされる英語のレベル
  4. (12ヶ月までの)プログラムの費用(学費、生活費、付帯家族の費用、保険その他)
  5. 費用を支払う証明(個人の資金、奨学金等、その他の資金出資者からの援助、オンキャンパスのアルバイト資金)
  6. SchoolのCertification(担当者のタイトル、名前、場所、サイン)
というのが記載されています。

そして、留学する本人もそれにサインをします。

私の場合は上記4のプログラムの費用がちょうど年度の改定時期にあたり、確定するのが遅くなったため、学校からのI-20の入手が遅くなりました。

確実に、早く入手するには学校指定のFedexなどを使って、42ドル前後を支払って、郵送してもらいます。発送から2営業日程度で書類が届きます。ホントに早いです。トラッキングもできて、現在書類はどこにあるか確認できて安心です。

eShippingというサービスを使いました。
https://study.eshipglobal.com/

I-20を入手すると、I-20に記載されているNから始まるStudent No.と、School Codeに基づき、SEVIS Feeというものを(オンラインで)支払います。SEVISというのはStudent and Exchange Visitor Information Systemの略ですが、200ドルの支払いが求められます。本人の分だけでOKで付帯家族については必要ありません。

ここから支払います。
https://www.fmjfee.com/i901fee/desktop/index.jsp


続きます。