6/08/2015

Week 3 Ethics

週が経過するごとにEthicsというのはアメリカのスポーツ界、ひいてはアメリカ社会全体に付いて回るのだなと強く感じます。

教科書のCase studyを読むと、実際に起きたトピックが多種多様です。

教科書の章によりますが、
  • Major League BaseballでかつてのNigro Leagueでプレーした選手たちへの引退後の保証(通称Nigro League Medical Plan,Nigro League Supplemental Income Plan)に対する人種による差別問題(結果的には差別とはいえないですが)
  • National Football LeagueのRooney Rule
などなど。

日本では起こりえないことがたくさんです。しかし、起こらないであろうから知らなくても良いというわけではないでしょう。ビジネスの世界がグローバル化しているなら、スポーツの世界もグローバル化しています。一つの国の中で単一のリーグで完結しないのは明らかです。日本のリーグから見て、アメリカのリーグ関係者の思考方法やその思考の背景を知っておくというのは、結論に至るプロセスを理解するのに役に立つことは間違いないですからね。

次週はCoachがトピックです。こちらも教科書を予習したところ、盛りだくさんです。高校、大学のスポーツの世界ではCoachの影響力が絶大ですから、その力の乱用のケースがたくさんです。