12/22/2009

ETS

ETSはTOEFL iBTに変更を加えることを検討しているようです。とはいってもテスト自体に変更を加えるということではありません。

まずはSpeaking Sectionでテスト用に記録された、あなたの声を応募する学校に送付する、というものです。これが実現すれば、あなたのSpeakingの能力が学校に丸わかりです。

しかし、こんなことをするまでもなく、学校とのInterviewの機会でSpeakingの運用能力はわかるはずです。実際、Speaking Sectionの能力がそれなりに高ければ、結構いい発音でしゃべれているはずです。それとも、点数は良いけれど、入学してみたら発言ができない、という現象が散見されているのでしょうか。わかりません。

もう一つはSection別の受験です。たとえば、Writing Sectionのスコアだけ伸ばしたいという場合に、他のSectionは受験せずに、受験したいSectionだけを受験し、スコアをアップデートできるようにすることを検討しているようです。

これが実現するようであれば、いまよりも試験問題に幅を持たせる必要があるかもしれません。また、受験日も今のところ土曜日と日曜日に限られていますから、おそらくSection別に増えるであろう受験者に応えるために試験日実施日を拡大しないといけないと思います。


以上のことは信じるも信じないもあなた次第、という都市伝説程度にとらえていただいて結構です。