2/01/2008

監査意見

監査契約では会社が監査法人や公認会計士に監査報酬を支払って、監査を行い、その結果監査法人や公認会計士が監査意見として監査報告書を発行するというのが現実社会では間違いないと思います。

中には監査報酬を支払っているのだから当然「無限定適正意見」を得られるなんて思っている会社もあるかもしれません。

ちゃんと会計基準に準拠して財務報告ができていれば問題はあまりおきないでしょう。

でも、財務報告がちゃんとできていない場合は?

僕の監査している企業(非上場)は、ひょっとしたら監査人が監査意見を表明しないかもしれません。教科書では意見表明をしない場合があるなんていうのは勉強しましたが、本当にそんなことがおきてしますなんてと若干驚いています。

そこで、会社は監査報酬を支払っておきながら、「監査人は監査意見を表明しないなんてどんなことだ」、とか思っているかもしれません。でもそうした事態を招いているのは会社の財務報告がちゃんとできていないことに起因していたりします。

監査人やその背後にいる投資家を欺こうなんて考えていたら、経済にとって不利益ですから、退場でもしてもらいますか?それとも改善してもらいますか?会社の対応次第です。

1/05/2008

Barack Obama

Caucus-

この言葉は今まで知りませんでした。党員集会という意味だそうですが、ABCを見ていたら出てきました。

皆さんもご存知の通り、次期米国大統領は民主党から選出される可能性が高いようです。民主党の有力候補といえば、Hillary Clinton、John Edwards、Barack Obamaの3名ですが、今日コンビニにあった新聞の一面を見てはっとしました。Obama候補がIowaを制したために、初のアフリカ系アメリカ人大統領が誕生する可能性が現実味を帯びてきました。しかし、それをいいように受け止めない勢力もいるはずです。

新聞に書いてあったのはObama候補の暗殺計画の存在です。どの候補にも十分な警備は備わっていると思いますが、特にObama候補には注意をしておいたほうがいいと思います。「24」では一足早くDavid Palmer大統領がアフリカ系アメリカ人として活躍しており、何の違和感もありませんが、現実のアメリカはその準備がほんとうにできているのでしょうか?

Obama氏がアフリカ系アメリカ人として初めてIllinois州から上院議員となったときは話題になりました。Pioneerとして大統領になるのは2009年のチャンスを逃しても、時間の問題でしょう。仮に今回のチャンスを逃しても、将来は経験不足を指摘されることはないはずです。それくらいの逸材のはずです。

12/31/2007

×××基準による監査

今日はちょっと監査の話をします。

USGAASに基づく監査をSEC基準に基づく監査とかいいます。NYSEに上場していれば日本の企業であってもUSGAAPに則って財務諸表を作成して開示しているのが通例です。その代表的な企業はTOYOTAとかSONYだとかだと思います。両方とも製造業です。SONYのことを「金融業だ」なんていう人もいるかもしれませんが、とりあえずここではテレビとかを作っているSONYにしておいてください。

とにかく上記の企業なんかはUSGAAPで財務諸表を作成して開示をすればいいわけです。財務諸表を日本基準で参考のためにつくってはいないと思います(事実が違えば、その旨お伝えください)。でも業界の特性から、まず一度日本基準で財務諸表を作らないければならない業種もあります。銀行業です。特別な規制があるために、日本基準からUSGAAPに組み替えが必要です。それをConversionとかいいます。

Conversionでは必然的にそういった企業の会計監査をする監査人には両基準を理解していることが求められます。USCPAであろうと日本基準の理解が求められる場面の登場です。USCPAでそういった場面にあう可能性は非常に多いと思います。

簿記1級。日本の基準を理解していることを示す最低限の知識だと思って来年はこれに挑戦します。

2007年、当ブログをお読みいただきありがとうございました。

12/28/2007

小説 会計監査

今、この本を読んでいます。著者は元中央青山監査法人のパートナーです。

監査業界に身をおく者として、つい手にとって読んでみたくなるような内容だったので購入することにしました。

「小説」となっていますが、極めて実話に近い内容になっているのではないかと思ってしまう中身で、ひょっとしたら今後、本の内容をめぐって訴訟が起こるのではないかとはらはらしています。

たしかに舞台は「セントラル監査法人」で、新設の「あたら監査法人」やウォール街の「サティー」とかが登場していますが、容易に実名を言い当てることができる形になっています。

中央青山監査法人の業務停止が起きてからおよそ一年六ヶ月、元パートナーは実際に起こったことを「小説」という形で真実を語ろうとしたのかもしれません。

新聞報道に踊らされてしまった世論や僕なんかはもう一度真実を見つめ直したほうが良いと考えました。

12/24/2007

SOX Consulting

SOX. 監査法人は監査業務による報酬よりもSOXのコンサルティングをやるほうがパフォーマンスがいいなんて話を少し聞いたことがあります。SOXの方が確かに一時間当たりの報酬や、一月あたりの報酬が良く、その結果個人の給料も良いようです。

同僚からいっぱい稼ぎたかったらSOXやればいいじゃんなんて冗談を言われたりしますが、三点セットをずっとみてるのはつらくはないでしょうか。一週間集中的に見るとかじゃなくて、SOXの仕事をずっとやるというのは想像するとつらいです。

今が特需なのかもしれません。この流れが収まったらどうなるのかもわかりません。

監査業務をやる方もSOXは無視できません。内部統制監査への対応を考えると仕事量は増加の一途です。